はりきゅう解体新書 その5
皆さん、ご気分はいかがですか?
前回はからだを巡る気について話しました。
その気の流れには通り道があり経絡(けいらく)といいます。
その経絡は12本あり、内臓、いわゆる五臓六腑へ流れていきます。
実際には六臓六府であり6×6で12本です。
この臓腑の気の流れが過不足になると病気になります。
手足の気の通り道のなかで特につまりやすいところが経穴(ツボ)になります。
だから例えば足にある胃の経絡のツボにはりを打つと胃が元気になり、
肺の経絡のツボにはりを打つと呼吸が楽になり、風邪をひかないようになります。
この様にからだには内臓と関連する気の流れがあり、手足のツボを刺激することで
内臓の治療ができる、もしくは予防できる、ということです。
この経絡や経穴は人間が生まれてから亡くなるまで存在し、
人種を問わず全人類や他の動物にも、しかも何千年も前から存在しています。
生まれながらにして人類や動物にこういう防衛機能が備わっている。
もちろん人間であれば自分でも少し知識があればツボの刺激をして病気の予防ができるのです。
これは素晴らしいことであり、とてもありがたいことですね。
次回は感情と五臓六腑の関係を話します。
