逆子をお灸で改善!?その方法とは?

お灸で逆子を改善する。本当に?本当です。
逆子と診断をされた場合は、逆子のリスクを考慮して出産のプランを考えなければいけません。
そのリスクを根本から改善する方法のお話です。
お灸は、逆子を直すために用いられてきた伝統的な療法。逆子直しの代表的なツボにお灸を据えて血流を改善し冷えを解消することで、赤ちゃんの回転を促すのです。
今回はその方法について徹底解説していきます。
目次
- ○ お灸で逆子を改善
- ・実際の治療方法
- ・なぜお灸が逆子に効果的なのか
- ・原因の一つである冷えを根本から改善
- ・逆子体操は推奨しない
- ○ 逆子と関連性の高い帝王切開について
- ○ 骨盤位分娩(逆子分娩)について
- ○ 最後に
お灸で逆子を改善

はりきゅうで逆子(さかご)が改善できる、と言うと意外に思われるかもしれません。
でも当鍼灸院では今のところ、はりきゅう施術によってかなりの確率で逆子の方が改善されています。
ちなみに【かなりの確率】というのは施術を途中でやめられた方が数人おられるのでその後の経過がわからないためです。
実際の治療方法

おもに灸治療です。具体的にいうと【せんねん灸】という温灸です。
気になる熱さですが、少し熱いという程度ですので安心して受けられそうですね。
次に身体のどのヶ所にお灸を据えるのかと申しますと、足の数ヶ所です。
人によっては腰にお灸をしたり、はり治療を加えることもありますがほぼ温灸だけで改善していきます。
続いて気になる治療回数ですが、
ココに関しては治療を受けられる患者さんが妊娠何週目の時点で来られるかによります。
一日おきの治療で2~3回で改善することもあるし、1か月ほどかかることもあります。
帝王切開の日取りが決まっていて36週から37週で改善することもよくあります。
ココは施術担当者にしっかりとカウンセリングして頂き治療に取り掛かるのが得策ですね!
なぜお灸が逆子に効果的なのか
大前提に逆子の原因とは何でしょうか?
羊水の量、子宮の形、胎盤の位置などが関係していることもあるみたいですがそれらの異常が無い場合もあり、原因はよくわからないと言われています。
ただ、今まで逆子の患者さんを施術させてもらって感じることはほぼ皆さんが腰や足がかなり冷えているということです。
それにより骨盤内も冷えている事が起因しているのではないかと思われます。
原因の一つである冷えを根本から改善

逆子の患者さんに使うツボはとくに子宮内を温める働きがあります。
それで子宮内の血行が良くなり赤ちゃんが動きやすくなると見解されています。
実際、お灸をするとその直後に赤ちゃんの動きがとても活発になることはよくよくあります。
昔から妊婦さんは足腰やお腹を冷やしてはいけない、と言われてきたのは流産だけでなく逆子の予防のためでもあったのですね。
つまりできるだけクーラーや冷たい飲み物、食べ物で足腰やお腹を冷やさないほうがいいのです。
逆子体操は推奨しない
ここで一つ注意点があります。
逆子体操というのがありますがなかなか続けるのが難しいという声をよく耳にします。
しかも逆子体操は、仰向けで腰を上げた姿勢を保つなどして赤ちゃんが回りやすくなることを期待する方法ですが
世界中の研究によっても逆子が直る確率は少ないと定義されており、かつ無理な姿勢によるデメリットも指摘されているため、
日本のみならず海外においても推奨されていないのが実情です。
逆子と関連性の高い帝王切開について

ここで逆子と密接に関係してくる帝王切開についても触れて行きます。
帝王切開は自然分娩に比べて、胎児の大きさに関係なく、きわめて短時間に、陣痛を必要とせず胎児を娩出することができます。
この手術が行われるのは、産道の異常、子宮の異常、それに逆子などの胎児側の原因で必要がある場合です。
この手術は胎児の安全のためにも母体の救命のためにも、とても意義の大きい手術です。
ただ産後、手術の傷跡が一ヶ月から数年の間、痛むこともあるようです。
また、今まで当鍼灸院の実例からいうと沢山の患者さんを施術させてもらう中で、
その他の手術でも、お腹を手術された方にはほとんど腰痛がある、ということです。
最近の帝王切開技術では傷跡もかなり小さくなっているようですが、この帝王切開術の件数はこの30年で2倍になっています。
できることなら自然分娩のほうがいいですよね。
つまり事前にお灸により逆子を改善することがベストだという事ですね。
骨盤位分娩(逆子分娩)について

逆子分娩では、自然分娩より、約4倍の胎児仮死や死亡率をまねきます。
それを防ぐために帝王切開を行なったりするのですが、胎児を強制的に外から手で回転させる方法もあります。
昔から産婆(さんば)さんがされていた方法ですが、臍帯や胎盤の位置の異常があった場合に、時として胎児が死亡してしまうことがあることで、
現在ではあまり行われなくなってきました。そのために病院では逆子体操を指導されます。
それでも逆子分娩をする場合の最大の問題点は、胎児のからだの中で最大の直径をもっている頭が最後に下降してくることです。
そのため、分娩の過程で臍帯(さいたい)が先に出てきたり胎児の臀部(でんぶ)が出てきたりなどのさまざまな異常がおこります。
さらに未熟児ではストレスに対する抵抗力が弱いので、2000g以下の場合には帝王切開のほうが望ましいといえます。
また、成熟児の場合でも、推定体重が3500g以上あったり、微弱陣痛などで容易に分娩が進行しない場合には、帝王切開を行います。
以上のように妊娠8ヶ月以前の大部分の逆子は自然に治りますが、
それ以上になるといろいろなリスクを伴いますので逆子に対する正しい知識は事前に知っておく必要がありますね。
最後に
今回ご紹介しましたお灸による逆子改善方法は副作用のない自然な治療法です。
平安時代に丹波康頼という医者がおられて「医心方」という日本最古の医術書を書かれました。
その本では産科についてかなり詳しく書かれていて逆子の治療法も載っています。
平安時代からはりきゅうの盛んだった江戸時代、そして現代に受け継がれる逆子治療をぜひ体感してみてはいかがでしょうか?
大阪市城東区関目の当鍼灸院でも患者様の様々の症状に対し
親身に寄り添い改善する事を目的として日々精進しておりますので
是非、ご利用下さいませ。
